森に抱かれ眠る夜

生まれ育った東京を離れ、北の大地で暮らしてみることに。子育てを終え "Restart" する 私の新しい生き方。

PIANO DADDY

曲を聴きながら

夜の函館を歩いていたら

 

今夜は、この曲に

心が占領されてしまった。

 

しばたはつみさんの

『PIANO DADDY』

 

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歌詞は、こちら

 

別れた父に、結婚することを告げにいく
娘の気持ちを唄った歌。

 

この曲を聴いていたら

5年前に亡くなった父のことを思い出してしまった。

 

うちの父は、ジャズピアニストではないけれど...

 

音楽が好きで、店が休みの日は

ダンスホールに踊りに行くし

ギターも弾く、トランペットも吹ける

和太鼓チームでは、リーダーも務めた

とても器用で、音を楽しむ人だった。

 

わたしは、夏の盆踊りの時

父の太鼓で、踊るのがすごく誇らしく

最高に楽しい時間だった。

 

『PIANO DADDY』を聴いていたら

父と過ごした幼き日の出来事が甦ってきて

涙が溢れそうになった。

 

 

 

お父さん

 

わたし

北海道にいるんだよ。

 

来週から、森の中で暮らします。

 

若い頃、沢山心配かけて

お父さんの言うことも聞かず

悲しい思いもさせてしまったね。

 

自由に生きるところは

お父さんの血を

継いでしまったのだから

許してね。

 

いつも人生を楽しんでいた姿は

わたしの心でずっと生き続けてます。

 

いつも共にいてくれて

ありがとう。

 

人生をもっと楽しもうと思ってるから

伴奏よろしくね。

 

 

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*自分の寿司店を持つ前。父の若き修行時代。