「ラ」と「ま」
昨日は友人、越路よう子の
「現場のブルース」レコ発ライブへ。
よう子は、男です(笑)
女装して歌ってます。
「現場のブルース」は
もともと越路姉妹というバンドの
アルバムにあった曲で
わたしも大好きな曲です。
この度、シングルカットされ
bonsai. の Ds渡嘉敷祐一さん
G土方隆行さん・B湯浅崇さん
という、痺れるような
ベテランミュージシャンによって
音源収録されました。
この日は、第2部にbonsai. の
ステージもあったのですが
bonsai. の皆さんのプレイは
いつ見ても
仰け反りたくなるぐらいカッコよく
音に、オトナの男の色気が充満していて
そのプレイに身体が
がっつりホールドされてしまう感じです。
そんな演奏者たちにバックアップされた
「現場のブルース」は
よう子の歌にも、更なる気迫が加わり
心の奥に、ず〜んと沁みました。
よう子は
「ラララ」とか「ままま」とか
普通は、明るく聞こえる文字を
とんでもなく、切なく唄う天才だと
思ってます。
こちらの心に寄り添って
一緒に泣いてくれてるような。
越路よう子は
「ラ」と「ま」で
悲しみを表現できる稀有なボーカリストです。