北海道に行くと
「カナダに似ている〜!」と思える風景と
いろんな場所で出会います。
2001年3月
前夫の四十九日を終えるとすぐ
当時3才だった息子を連れ
2人でカナダのカルガリーに行きました。
知り合いの家に、しばらく
ホームステイさせてもらうことにしたのです。
周りから悲しい目で見られたくない。
心の傷を早く癒さなければ
この子を1人で育てていく自信が持てない。
そんな気持ちが
「とにかく日本から離れたい」
となっていきました。
全く違う環境の中で息子と
過ごしたかったのです。
カナダで過ごした時間は
わたしたち親子を
優しく暖かく包み込んでくれました。
バンフ国立公園
バンフやレイクルイーズなどの
雄大な風景は、ずっとわたしの
心の中にあり続けています。
小さな息子を抱え
最初の一歩を踏み出した場所。
移住先を探していた昨年。
心の中の景色が、甦ってきたような
場所と出会ってしまいました。
この風景が
きっと再び
わたしを癒してくれる。
家族を祝福してくれる。
そう思いました。
息子の巣立ちを迎え
新たな一歩となる場所は
ここだろうと。