オトナの塗り絵
父に仕え、姑に仕え
休む間もなく
店（寿司屋）を守り
働き者で、盆栽ぐらいしか
趣味のなかった母が
ひとりになった70代後半から
思わぬ才能を開花させました。
それは「色使い」です。
5年前、父が亡くなり
気が抜けて
母がボケたりしないように
オトナの塗り絵と色鉛筆を
プレゼントしました。
その塗り絵に始まり
今では、折り紙、くす玉、貼り絵と
驚くような色使いの作品を
作ります。
お母さん、何処にしまってたの？
その才能？？
と、娘であるわたしが
驚くほど、色彩豊かな
作品を仕上げてくるのです。
そんな83歳に負けじと
わたしも色鉛筆と
オトナの塗り絵を買いました。
母に買ってあげたのより
色数の多い色鉛筆を買いました。
この時点で、わたしの負けです...（笑）
そして、心ひかれる
２冊の塗り絵を買いました。
友人の奥さんが装丁を手がけたと知り
昨年発売されるとすぐ
手に入れた
植物の色付けをしたいなと思って
購入した塗り絵
塗り始めると
とても楽しくて、時間を忘れます。
しかし、まだまだ
固定観念に縛られている自分が
出ますね...
まずい、、、
83歳の「色気」に敵わない。
