森に抱かれ眠る夜

生まれ育った東京を離れ、北の大地で暮らしてみることに。子育てを終え "Restart" する 私の新しい生き方。

娼年

麻美ちゃんと出会ってから

早いもので

かれこれ 20年近く経ちます。

 

いつもはコメディ作品への出演が多い

麻美ちゃんが、女優としての新たなステージに挑んだ

舞台「娼年」をどうしても見たくて。

その挑戦の場に、立ち会わせてもらいたくて。

久留米まで、追いかけてきました。

 

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本当は、東京で見たかったのですが

森の家の地鎮祭のことや、それまでの準備があり

東京公演も、大阪公演も

どうしても調整がつかず、大千秋楽直前

久留米公演の初日に、観に行くことが叶いました。

 

話題作となったこの舞台

久留米シティプラザのグランドホールは4階席まである

大劇場ですが、初日から、ご覧の大盛況ぶり。

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そして、作品は、

色んな意味で、記憶に残る、強烈な作品でした。

 

主演の松坂桃李さんはじめ

キャストの皆さん全員の

この舞台が始まるまでの相当な ”葛藤” と”覚悟” を感じました。

幾重にも重なる葛藤の山を乗り越えてきた

プロ同士の闘い。

 

ボクシングタイトルマッチをリングサイドで観戦しているような

せつなさや、ヒリヒリとその痛みすらも感じる

舞台でした。

 

人間の様々な欲望の形...

果てしない欲望の深さ...

欲望の裏側にある心の傷...

 

役者さんたちが、それぞれの役に

挑み続けたエネルギーが

見る側の心に、ぐさりと爪痕を残していきました。

 

麻美ちゃんの闘いに

立ち会えて、良かった。

チサト、愛おしく、美しかったよ〜!!

 

キャストの皆さん

本当に、本当にお疲れさまでした。

ameblo.jp

 

そして、この作品、わたしの中で

やけに尾を引いているのが

作品の内容もなのですが...

 

劇中や転換に使われていた曲が

好みの曲ばかりだったからでもあります。

シーンと曲が、リフレインしてくるのです。

 

このシンクロは、何なのだろう??

と思うほど、ここ最近よく聞いていた

しびれるような愛の歌たちが

芝居の中に。

 

舞台を見ながら曲がかかるたびに

わぁ、今度はその曲でくる〜!!と

のけぞってしまいました。

 

シーンごとに、曲でも

女心のツボを突いてくる感じが

堪らない作品でした。

 

その中でも、特にわたしの

好きな曲を2曲。

 

 

 

 

 

演劇も、映画も

曲のチカラは、要ですね。